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傷心の白鵬がつかんだ「心」

投稿日:2011年1月4日 更新日:

23.1.3
文責 髙橋

22年12月22日の読売新聞に載った記事に感動したので、概要を紹介する。
それは、不祥事で揺れた相撲界にあって、一人横綱として6場所中5場所で優勝した白鵬が語った「心」について、回顧されていた。

<記事>
・先輩横綱朝青龍が暴行問題で土俵を去った2月には、「心に大きな穴が開いている」

・3月には、維持員席の暴力団観戦や野球賭博で、相撲界は未曽有の危機に直面した。思わず言ったのが「国技をつぶす気か」、そして、傷心の名古屋場所前には「心に大きなひびができた」

・国技の威信を取り戻すため、孤軍奮闘した名古屋場所では、賜杯授与の自粛に悔し涙を流した。

・秋場所も全勝し、不滅と言われる双葉山の記録に挑戦する九州場所前には、「心技体の中で、心が一番難しい」

・2日目に早々に敗れたが、そこで崩れることなく、一年の納めの場所を5連覇で締めくくった後、「心と体が一つになるのに、時間がかかりました」

・激動の年をくぐり抜けて、たどり着いた確信は、「夢をつかむためには、運もいる。それを引き寄せるのが心。努力し頑張る心だと思う」

この記事を読んで、傷つき悩み苦しみ、大きなプレッシャーには挫折も経験し、それでも、横綱としての責任を全うし、また大きくなった白鵬を見ることができる。これは求道者の姿であると思う。

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